伊豆の秘境 入間の千畳敷
2023/05/07
1日伊豆を周って、この日最後の目的地に選んだのは入間千畳敷でした。
伊豆半島ジオパークのホームページの「入間千畳敷」に「伊豆の秘境ともいえる千畳敷・・・」という文言を発見し、行ってみたいという思いがモクモクとわいていたのです。
千畳敷までのルート
千畳敷へは、南伊豆歩道(吉田~入間)をつかって行くことができます。
上記の地図の通り、道を進もうとしたところ、南伊豆歩道への入り口がこんなことに・・・
虫が大の苦手な私。
この状態では、虫だけでなく色々なものに遭遇しそうで(^^;)、とてもこの草むらには入ることはできませんでした。
事前に調べていたところでは、別のルートがあったはず、と探しますが、分からなくて迷うこと30分・・・。
静まり返った港でやっとお会いできた地元のおじさんに道を聞いて教えていただきました。
今の時期、南伊豆歩道が整備されていないので、三島神社の方からまわる道の方が歩きやすいかもしれないとのことで、現在地から三島神社の方へ向かいました。途中で南伊豆歩道と合流します。
スタート地点
スタート地点は入間港です。
別世界にきたような気分になる素敵な場所です。
右の岩山の間に南伊豆歩道の入り口がありますが、草が生い茂っているので今回は迂回します。
入間港にトイレと案内地図があります。ここがスタート地点です。
この時すでに16時半を過ぎていました。
おじさんの話では千畳敷まで40分くらいかかるとのこと。
余裕をみて往復約1時間半。大丈夫かな、と心配しながらも、最近は19時過ぎても明るいし、ここまで来たのだから行ってみようという気持ちで歩きはじめました。
千畳敷までの道順(三島神社方面から行く迂回ルート)
目印はひもの工場の青い看板です。
この看板を目印にひもの工場を目指して進みます。
1,2分歩くと、左にひもの工場、右に三島神社があります。
道は舗装されているので歩きやすいです。
だんだんと山道になってきます。
ゆっくりとした上り坂を道なりに歩いて行くと、途中で分かれ道が現れます。ここは左へ進みます。
左の道は柵がしてありますが、この柵を越えて進みます。
しばらく歩きます。
柵を越えてから5,6分歩くと入間と吉田の標識が出てきました。ここで南伊豆歩道と合流です。
南伊豆歩道を歩いてくると、入間方面からくることになります。
吉田方面へ歩きます。
鬱蒼としたなかをしばらく歩きます。
やっと開けてきました。
正面に千畳敷の標識が出てきました。
ひもの工場からここまで約30分です。
ここまでの道は、鬱蒼としていたり荒れている場所もありますが、広さもあり、舗装もされていました。
でもここから千畳敷へ下りていく道はこんな感じの狭い道になります。
そして急な下り段が・・・
単なる下り段だけならよかったのですが、所々肩ぐらいまで草が生い茂っていました。
苦手な草むらで足が止まってしまいましたが、ここまできて戻るわけには行きません。私は半べそをかきながら、ペリの手を握り、必死に草むらの中を下りました。
やっと下りきりました。よかったぁ
ジグザグの道を下りてきました。帰りも草ボウボウの中を登らなければなりません(;_;)
この先は、こんな感じの道を行きます。草むらに比べたらヘッチャラ、ヘッチャラ!!
そしてついに・・・
千畳敷に到着です!ここまで約45分でした。
さらに下へ降りられます。
強風で波が荒く、間近でみる海は怖かったです。
入間港へ戻ってきたのは、18時過ぎでした。
無事、明るいうちに戻って来られたので、ホッとしました。
感想
行くのに苦労があっただけに、着いたときに達成感があり、間近で見られる景色は迫力がありました。
印象としては、グランドキャニオンのジオラマという感じでした。
もう少し早い時間だったら、景色ももう少し映えるかもしれません。
この日はお天気はよかったのですが、千畳敷はとにかくすごい強風で、波も荒かったので海に落ちてしまうのではないかと、ちょっと怖かったです。
土曜日でしたが、千畳敷へ行って帰ってくるまで、誰にもお会いすることがありませんでした。安全面を考えてももう少し早い時間に行った方がよいと思います。
それから、草むらが気にならない人はよいですが、私のように苦手な人は、夏場の草ボウボウになる時期は避けた方が無難かと思います(^^;)
草の少ない時期、もっと早い時間で、波の静かなときにまた行ってみたいです(^^)
参考ですが、船でも行けるようです。
「入間千畳敷船渡し」
2017年5月現在
※ 南伊豆町ホームページによると、台風の影響で入間千畳敷までの遊歩道は通行できないようです。
(2019.10.14現在)
台風19号の影響により、崩落、倒木が多数発生したため、入間千畳敷までの遊歩道は通行できません。
「伊豆半島ジオパーク_入間_千畳敷ルート | 南伊豆町ホームページ」より引用
2019年10月21現在
(ココ)
 
 
最後までお読みいただきありがとうございました 😛
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