食べ過ぎる私が、グルテンフリーの体験
2017/12/12
グルテンフリーで得たもの
ダイエットに興味のある人ならきっとご存知のグルテンフリー、私ももれなく一時期実行しておりました (^^;)
グルテンというのは小麦に含まれるたんぱく質の一種です。これが人によっては合わなくて体調が悪くなったり、GI値の高い小麦粉を食べないことでダイエット効果があると言われています。
どうしてグルテンフリーを試そうと思ったか
私の過食グセ
お恥ずかしながら、私、過食グセがあるのです (^^;)
どうも精神的なもののようで、ストレスがかかると食べちゃうのです。いつぞや体調を崩し病院にいったとき、ストレスに弱いと言われてしまいました。
それに甘えているわけではないのですが、自分ではどうにもできない時があります。そんなときは、不思議と味覚も変わるのです。いつも食べている野菜やお魚などは体が受け付けなくなり、パンやらお菓子やらとにかく炭水化物が欲しくてたまらなくなります。
小麦には中毒性があるとTVでやっていたのを見て、小麦を絶ったら少しは過食グセも治まるのではないか、という気持ちがありました。
不定愁訴
不定愁訴というのでしょうか、体調に波があります。
グルテン過敏症や遅延型アレルギーが原因のこともあり、小麦を絶ったら体調がよくなったという人もいます。
テニスのジョコビッチ選手はグルテンフリーにしたことで体調がよくなり、能力を最大限発揮できるようになったそうです。もともとグルテンが体に合わない人がいるのですね。
私も体調が落ち着くのではないかとひそかに期待していたのです。まぁ年齢なものかもしれませんが・・・(^^;)
グルテンフリーにした結果
2カ月間は小麦製品を食べないようにしました。大麦やライ麦などグルテンが含まれる食材は食べませんでしたが、さすがに醤油などの調味料まではグルテンフリーにできませんでした。
過食グセ
結論から言うと、過食グセは治りませんでした。当然と言えば当然です。精神的なものが原因なのだから、精神を安定させないと過食は治りませんね。
でも小麦を食べなくなったことで、過食のときに食べる量は変わったと思います。以前は菓子パンや焼き菓子をよく食べていました。パン類も焼き菓子もいくら食べても、もっともっと欲しくなるのです。
グルテンフリーにしてからは、和菓子やお煎餅、おにぎりなどをよく食べています。もちろん沢山食べてしまうのですが、ある程度のところで「もういいかな」と落ち着くときがやってきます。
不定愁訴
こちらも結論から言うと、あまり変化はありませんでした。私はグルテン過敏症ではなかったようです。
収穫
思いがけない収穫は、買い物が楽になったことです。以前はパンを買おうか買うのをやめようか、棚の前で葛藤していましたが、グルテンフリーにしたことで、パンコーナーやお菓子のコーナーを見なくなりました。
始める前は、好きなパンやお菓子を諦められるか自信がありませんでしたが、グルテンフリーを始めた頃「私はグルテン過敏症なんだ」と思い込んでいたので(^^;) 買うのをやめたのです。買わなくなったことで食べることもなくなり、わりとあっさり止めることができました。
近寄らないことが何よりなので、今でもパンコーナーはスルーですが苦痛ではありません。
ダイエットには?
過食グセが治っていないので、ダイエットは無理でした (^^;)
でも好き勝手小麦製品を食べていた頃と比べると、過食の時期に増える体重は抑えられていると思います。総カロリーで考えると多分減っていると思うので、そのせいかなと思います。「ダイエットとは健康になるための食事」と考えれば、ある程度成果があったと言えるかもしれませんが・・・(^^;)
参考にならなくてごめんなさい。
現在
ゆる~くグルテンフリー
今はゆる~く、グルテンフリーを続けています。
米粉や大豆粉などで代用できるものはなるべく代用していますが、お誕生日やクリスマスにはケーキを食べますし、ときどき天ぷらや揚げ物も食べます。
頂き物のお菓子が小麦のお菓子でもしっかりいただいています。
グルテンフリーとは言えないかも?(^^;) ただ自分でわざわざ小麦製品を買うことはありません。
ゆるくしているのは、グルテンフリーにすると食材にかなり制限がかかるので、そのことで手間がかかったり、我慢したりすることが挫折につながるのかも、と思ったからです。「いつでも食べていい」と思うと、意外と執着しなくなるものだなぁと思いました。
でもアレルギーを持っている方は命にかかわることなのでそういうわけにはいきません。何でも食べられることに感謝して、美味しく食べること、それが大切かなと感じています。
感想
劇的に何かが変わったわけではありませんが、気持ちに余裕ができたと思います。
買い物の際の葛藤がなくなったこと、過食をしてもちゃんと止め時がやってくること、自分の意思で小麦製品を食べる食べないをコントロールしていることが精神的な落ち着きにつながっているように思います。
世の中には美味しいものがあふれていて、何を食べようか迷います。特に過食気味になっているときは、何を食べれば満足するのか分からなくて、選べなくて、葛藤して、食べ物に振り回されている感じでした。
グルテンフリーでも美味しいものは沢山あり、選択肢が狭くなったことで、選ぶ楽しさや食べたことへの満足度は増したような気がします。
そして予想していたよりも辛くなかったことが続けられている原因だと思います。
私の好物はパンとバウムクーヘンでした。でもパンは玄米や米粉のものしか食べていないし、バウムクーヘンに至っては、1年ほど食べていません。書いていて今気が付きました。かなりゆるいですが(^^;)、グルテンフリーを始めてもう1年になります。
大した成果があったわけでもないのに、なぜか今もゆるく続けています。精神的な落ち着きが私にとっては一番重要だと感じているからかもしれません。
最後に
ネットで調べたり本も読んでみましたが、グルテンが本当に悪者なのか、ダイエットできるのかなど専門家の間でも賛否両論あるようです。
人間の体は複雑です。様々なことに影響されますから、1つの側面だけで一概に良い、悪いとは言い切れないのだと思いました。
体質は人それぞれなので、自分の体にあったものを自身で見つけて取り入れることが、納得できる結果につながるのではないかと思います。
私もグルテンフリーにしてすぐに今のように落ち着いたわけではありませんでした。ゆるくグルテンフリーを続けていくうちに、気が付いたら「何となくいいのかも」という感じです。
今は沢山の健康法が紹介されて情報があふれていますが、私の場合は「無理なく実行できそう」というのが不可欠です。そう思えるものがあればまた試してみたいと思います。
「食べ過ぎる私の好みで選ぶグルテンフリーのおやつ」
(ココ)
 
 
最後までお読みいただきありがとうございました 😛
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