ノアで車中泊 荷物の軽量化で失敗
2024/06/20
さてさて、なんちゃってタイラー君から車中泊マットに切り替えた私たち。
最初の頃は、荷物はコンパクトになったし、寝心地もよいので喜んで使っていたのですが、使い勝手でだんだん気になることが出てきました。
車中泊マットで気づいた点、気になった点をまとめました。
<参照記事>
・ノアで車中泊 なんちゃってタイラー君から車中泊マットへ
・車中泊を始めたきっかけ
車中泊マットのお試し車中泊
ルンルンで、お試しの車中泊「富士川サービスエリア」へ向かいました。
横になって座席の凸凹は気になりません。これはいける!と思いましたが、朝起きると腰が痛いのです。
何故なのか理由を探ってみると、どうもマットの空気の入り具合があまくて、腰のあたりが沈んでしまったためと思われました。
この車中泊マットの売りは、バルブを開けておけば膨らむというところですが、体が沈まないくらい硬くするためには、口で息を吹きいれて、硬さを調整することが必要だと判明しました。説明書にもちゃんとそう書いてあり、私たちの確認不足でした。
マットがちょっと沈んでます。ノアは段差が大きいので、硬くないと腰のところが落ちてしまいます。
ただ、口で空気を入れればかなり硬くなり快適に眠れます。「板」とまで言ったら大げさですが、硬くするとマットは折れないですし、体も沈みません。
ノアは座席2列目と3列目の段差がかなりあります。そのままマットを載せるとかなりの傾斜になってしまいます。寝るのに傾斜は辛いと身に染みています。
そこで、2列目の一番低い部分に車中泊枕を詰めて高さを調整し、平らにしました。
荷物がコンパクトになり快適に眠れるため、最初の頃は喜んで使っていました。
でも使っているうちに、やはりその作業が面倒になってくるのです。
車中泊マットで気づいたこと
車中泊マットは、バルブを開けてしばらく置いて置き、さらに口で空気を入れなければなりません。マットを完成させるまである程度時間がかかりました。
また、空気を入れている間はマットの上に乗るわけにはいかないので、車の中でのベッドメイクはとてもやりにくかったです。結局外に出て、後ろのドアを開けた状態で、ふたり並んで自分のマットに口から空気を入れるという状態になりました。
荷物はかさばったけれども、ベッドメイクはなんちゃってタイラー君の方が、はるかに簡単で早かったのです。寝心地も抜群でした。
でもすでになんちゃってタイラー君は処分した後でした。今にして思えば、なんちゃってタイラー君は我ながら良くできたものでした (^^;)
もう1つの気になること
もう1点、気になりだしたことがあります。
それは、ベッドから車の外に出るときの出にくさです。
後部座席をすべてベッドにしているので、乗り降りの足場がないのはなんちゃってタイラー君でも同じですが、ベッドが10㎝高くなったことで、より乗り降りがしにくくなりました。
車内の居住性が低下することも承知はしていましたが、車内の10㎝というのを甘くみていました。やっぱり狭さを感じました。
※なお、車中泊マットは私たちが購入後、フルモデルチェンジしています。
誤算
後からよくよく考えれば、今まで通りなんちゃってタイラー君を使い、セミダブルの敷布団をやめて、一人用の布団かマットレスに変えれば、少なくとも運びやすくはなったのだと思います。とにかく荷物をコンパクトに・・・ということばかり考えていたように思います。
荷物をコンパクトにすることも大切ですが、旅先でのセッティングのしやすさも重要なポイントです。車の中でどのように過ごすか、雨のときなどどのようにベッドメイクをするかなど、実際に使っていることを想定しシミュレーションすることが重要だと思いました。
ベッドメイクが面倒になったことと、仕事が忙しかったこともあり、だんだんと車中泊をする回数が減って行きました。
でもやっぱり行きたくなるんですよね。行くと車中泊はいいなぁと思うのです。
そして、これがリラックスワゴンの購入につながっていきました。
もし車中泊マットを選ぶなら
車中泊マットを実際に使ってみて、私たちならこの点を確認するだろうと思った点をまとめました。
・マットがどの程度硬くなるか、問題ない硬さになるか
・マットを膨らませる手間は気にならないか
・ベッドメイクは面倒ではないか
・雨の時の対策
(車の外に出ないでベッドメイクができるなど)
・マットの厚さ分、車内高が狭くなることを許容できるか
これにコンパクト、持ち運びが楽、というのが加わればいいなと思います。
人それぞれ寝心地の好みや、何を手間と思うかは違います。最近は様々なタイプの車中泊マットが販売されているので、自分の使い方を想像して、使い勝手のよいものを見つけられるとよいですね。
(ココ)
 
 
最後までお読みいただきありがとうございました 😛
ちょっと一息。。。
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