さよならジェットボイル? 車中泊に電気ポットを導入
車内でお湯を沸かすのに、ジェットボイルを利用していましたが、最近ポータブルの電気ポットを導入しました。
実際に使ってみた感想をまとめました。
電気ポットを使うことにした理由
これまで車中泊では、シガレットソケットから電源をとる湯沸かしポットで、走行中にお湯を沸かしていました。
サブバッテリーを積んでいるのですが、電気の使用をできるだけ抑えたくて、停車中はジェットボイルを活用していました。
ジェットボイルはとにかく沸きが早くて、沸かし直しなら1分かからないこともあり、とっても便利。
でも、出発を急ぎたいときには、準備と片付けが地味に面倒。
さらに、火を使うので短時間でもドアを少し開けて換気をしながら使います。
キャンプ場やRVパークならいいけど、道の駅やパーキングエリアではNG。
「サブバッテリーもあるし、電気ポットを使えばいいのに」と思いつつ、できるだけ電気を温存したい小心者なので、なかなか踏み切れずにいました (^^;
でも「やっぱり改善したい!」と、再度消費電力を計算して、ついに電気ポットを導入することにしたのです。
選んだのは「Aliliy ポータブル トラベルケトル」
コンセント式のモデルを選びました。
これなら自宅やホテルでも使えます。
いろんな製品があって迷ったけど、「タイマー機能」が決め手になり、この機種にしました。

購入商品の仕様
お湯を沸かしてみた!
このポットは300Wで、最大容量は400ml。
温度設定は6段階ありますが、今回は100℃に設定してどのくらいの時間で沸くのかテストしました。
外気温や水温で多少前後しますが、沸かし直しなら5分くらいで沸くイメージ。
シガレットタイプはすごく時間がかかるので「こんなに早く沸くのかぁ」と思いました。
気になるバッテリーの消費量は?
一番気になっていた「バッテリー消費量」もチェック。
300Wを10分使用 → 50Wh消費
(10 ÷ 60 = 約0.167時間、300W × 0.167h ≒ 50Wh)
ワットチェッカーで測っても、だいたい50Whくらい。
これなら許容範囲かな?と思いました。
実際に車で使ってみた結果
車中泊で使ってみました。
200mlを沸かすのも、沸かし直しも約5分かかり、電圧の変動はありませんでした。
10分使うと電圧が0.3Vくらい下がる感じです。
リカバリーに30分くらいかかることもあるようなので、時間をおくと少しは戻る可能性もあるみたいです。(あまり期待しないけど)
停車中はほぼ沸かし直しで使うので、使用時間は5分くらい。
厳密な数値ではないけど、そんなに心配しなくても大丈夫そうです。
12.5Vを切ったら沸かし直しは1回くらいはよさそうだけど、湯沸かしはしない方がいいですね。
ポータブル電源で使うなら
もしポータブル電源でこのポットを使うなら、1回(10分)あたり約50Wh消費するので、300Wh以上の容量があると安心。
定格出力も300W以上対応しているモデルがいいと思いました。
気になったポータブルバッテリー
3万円前後のもので気になったポータブルバッテリーです。
■BLUETTI EB3A
容量/出力=約268Wh / 定格600W
急速充電対応。高出力で600W対応。
■EcoFlow RIVER 2
容量/出力=約256Wh / 定格300W(瞬間600W)
約3.5kgと軽量&1時間フル充電。
旅のスタイルに合わせて、使いやすい電源を見つけられるといいですね。
朝の湯沸かしは重要ミッション
「朝、手軽に安全にお湯を沸かしたい」というのは、車中泊を始めたころからの懸案事項でした。
なぜなら、朝、コーヒーが飲みたいからなんです。朝のボーっとした頭をシャキッとさせるのに、コーヒーが必要なんです(^^;
ポットなら、起きたらスイッチを入れるだけ。
ボーっとしている間にお湯が沸いて、特別な準備や片付けも不要。
「やっぱり電気で沸かせるのはいいなぁ」と実感しました。
でももちろん、ジェットボイルも手放しません!
火を使うシーンではこれからも活躍してもらう予定です。
実は、朝コーヒーをもっと手軽に淹れるために、別アイテムも導入しました。
その話もまた、ご紹介したいと思います♪
・DELIMOコードレス電動コーヒーミルのレビュー|コンパクトで持ち運びOK
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