キャンピングカーへの憧れ:アメリカグランドサークルの旅
2018/05/08
「いつかキャンピングカーで旅をしたい」と初めて思ったのは、2004年にアメリカのグランドサークルを旅した時でした。
広大で圧倒的な景色に感動したことを今でもハッキリ覚えています。
車をレンタルして周りましたが、日程は限られているので、どんなに気に入った景色でも、次へ進まなければなりません。
駐車場に停まっているキャブコンをみては、素敵!とワクワクしたものです。
今にして思えば、アウトドアへ興味を持ったのもこの頃かもしれません。
あの広大な景色の中を歩くと、気持ちが充実しました。
実は、ココもペリもアウトドアをするようなタイプではありません。
でもあの素晴らしい景色にもっと近づきたくて、近づいたらまた別の景色を魅せてくれるのではないか、そんな思いにかられ、いくつかトレイルコースを歩きました。
今はネットで色々な情報が集められるので、行かれる方はチェックして、是非自然と一体になる気持ちを味わって欲しいなぁと思います。
グランドキャニオンのトレイル
グランドキャニオンには、谷へおりるトレイルコースがいくつかあります。
アウトドアの経験がない私たちでしたが、是非歩きたいと思いました。
谷まで行くコースはさすがに自信も時間もなかったので、途中で折り返すコースを選びました。
谷へ降りていくわけですから、行きはどこまでも坂道を「降りる」、帰りはひたすら「登る」です。
正直なところ、少し降りるぐらいでは想像の範囲でしか景色は変わりません。
でも気持ちが開放され充実感がありました。とても満足でした。
<スポンサーリング>
H.I.S.のグランドキャニオンを巡るツアー
アーチーズのトレイル
このアーチを触れるところまで行けます
ここはとても沢山のコースがあります。
初級から上級までコースがあり、自分の目で観ている自然がうんだ不思議な場所へ近づけます。
自分が観ている景色の中に実際に入っていけるので、グランドキャニオンよりも身近に感じられると思います。
<スポンサーリング>
H.I.S.のアーチーズを巡るツアー
アクシデント
ガイドブックを片手に歩きましたが、コースには初級、中級、上級があります。
さすがに上級は無理だと思いましたが、中級ぐらいなら行けるのではないかと高を括り、中級を歩きました。
途中までは良かったのですが、途中から丸みを帯びた岩の上を歩くコースになり、場所によっては岩から岩へよじ登らなければなりませんでした。
手や足を滑らせて落ちたら大けがです。
しかも周りを見渡すと、私たち以外は誰もいません。最初、同じようにトレイルしていた人達は、途中の分岐点で初級コースへ行ったようでした。
何かあっても、誰にも気付かれない可能性が高いです。
「やばいなぁ」と生まれて初めて命の危険を感じました (>_<)
首から下げていたカメラも、ポシェットも全部リュックにしまい、軍手をして慎重に登りました。
無事たどり着くだろうかと不安になりながらしばらく行くと、登り切ったところで初級のコースと合流したのです。そして人が歩いていました。
思わず「良かったぁ、人に会えた、こっちの道、大変だったんですよ」と日本語で話しかけていました。
話しかけられた人も、急に人が脇から出てきたのでビックリしていましたが、私たちの様子で何となく事態が飲み込めたようでした。
この時ほど、人と会えて安堵したことはありません。
知らない土地、初めての土地なのに慎重さに欠けていました。何かあれば自分たちだけでなく、沢山の方に迷惑をかけるでしょう。
無事帰ってこられたことを感謝し、今後は気を付けようと反省しました。
現実的な夢
話はそれましたが、グランドサークルを、いつかキャンピングカーで周れたら・・・
そんな壮大な夢を描いていました。
時は流れ、まぁ色々ありまして(ノ_-。)、生活も変わりました。
あの頃のように、「アメリカをキャンピングカーで!」なんて過大な夢は見なくなりました(^^;)
今は、手の届く範囲で車中泊を楽しんでいます。
そして、それがキャンピングカーへの思いにつながっていきます。
思い出のグランドサークル。こんな景色が沢山見れました。
 
 
最後までお読みいただきありがとうございました 😛
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