北海道をマイカーで車中泊の旅!フェリー予約&割引や空席待ち・欠航になったら?
2020/07/15
北海道を車で回る場合、レンタカーもありますが、マイカーで行く人が多いのではないでしょうか。車中泊ならなおさらです。
その時にお世話になるのがフェリー。
フェリー欠航や予約について、今回私たちが経験したことをまとめました。
行きのフェリーが欠航!手続きは?
詳細な計画はしていませんでしたが、とりあえず行きのフェリーを、大洗(茨城県)から苫小牧間でインターネットで予約していました。
それが台風関東直撃で欠航になってしまいました(^^;
欠航の連絡は、出発2日前にメールで来ました。
翌朝にも直接電話があり、欠航になるとの連絡をいただきました。
予約した便の支払い期限は出発1日前で、支払いをまだしていなかったので、支払い処理はなく、そのままインターネットの予約はキャンセルになりました。
青森からフェリーへ
台風の進路をみると、2日ほど出発を延ばさないと、フェリーは厳しそうでした。
出発を2日延ばすのはもったいないし、フェリーを予約はしていたものの、ほとんど準備ができていなかったので、今回は諦めようかとも思いました。
でも、台風の進路は北海道をそれそうなので、北海道へ行ってしまえば天気はそれほど悪くなさそう。
折角とれた長い休み・・・。
そこで東北道を進み、青森からフェリーに乗ることにして出発しました。
このルートは、前回北海道へ行ったときに使ったルートと同じです。
計画変更
青森~函館間のフェリーに乗ると言いながら、それが本当にベスト?他に選択肢はないのか?と検討しながら、東北道を進みました。
いくら計画を立てていないと言っても、初っ端からこれでは先が思いやられる・・・と思いながら、ココは各フェリー会社のホームページとにらめっこ。
おかげで、東北道の景色など、ほとんど覚えておりません(^^;
どこからフェリーに乗るのがいい?
私たちが利用した時期(2019.9)のフェリーのそれぞれの便数と、乗船時間は次の通りです。
詳細は、各フェリー会社のHPを確認してください。
すでに東北道を北上しているので新潟発はなし。
また1日1便の宮古発も便数が少なく、他と比べて利用しにくかったので除外しました。
メリット・デメリット
検討候補に残ったフェリーそれぞれのメリット、デメリットを考えてみました。
青森~函館間
■メリット
・1日8便と便数が多い
・便数が多いのでフェリーターミナルの到着時間を気にしなくていい
・予約がとりやすそう
・乗船時間は約3時間半と短め。少々揺れても何とか我慢できそうな時間
■デメリット
・スムーズに行っても、北海道に上陸する時間が夜中で遅い時間になる
・北海道へ渡ってから車中泊場所への移動を考えると体力的に厳しい(すでに東北道をかなり走っている)
・北海道到着が遅くなるので、お風呂は締まってしまう。
・本州で1泊車中泊をして、翌朝フェリーに乗る方法もあるが、天気予報では本州の気温が高めで車中泊には厳しそう。できれば北海道に渡ってから車中泊をしたい
大間~函館間
■メリット
・乗船時間が約1時間半と短い
■デメリット
・1日2便、朝と午後で少ない
・どちらの時間にも間に合わないので翌日のフェリーになり、本州での車中泊が必要になる
(天気予報では車中泊には暑そうな気温)
八戸~苫小牧間
■メリット
・夜便に乗れば朝到着。乗船時間が8時間なので、乗船中に睡眠をとることができ、効率がいい
・長時間の運転で疲れた体を休めることができる
・夜便には間に合う。乗船前にお風呂に入る時間の余裕もある(船内にもお風呂はある)
・フェリー内での睡眠になるので、暑さを気にしなくていい
・2等寝台でも定員2人でプライバシーも確保できる
■デメリット
・1日4便、朝、昼、夕方、夜と少な目
・乗船時間は約8時間と長め。揺れると辛い?
・予約がとりにくそう
比較した結果
こうやって比較してみると、八戸から夜便に乗るのがベストだと思いました。
乗船時間が8時間というのも、ゆっくり休めるので逆にメリットになりました。
気になったのは「揺れ」です。
前回の北海道旅行の時に、帰りに乗ったフェリーが揺れて、特にペリは辛かったようなので、台風の影響がどれくらいあるかが心配でした。
でも、進路からそれていたので、揺れはそれほど心配ないとのこと。
次の問題は予約でした。
案の定、取りたかった寝台の部屋は取れませんでした。
ギリギリまで待ちましたが、キャンセルが出ることもなく、選択肢は2等室の雑魚寝部屋しかありません。
悩みましたが、寝ている間に着く、これも経験、ということで雑魚寝部屋を取りました。
■利用した際の感想などは、こちらでまとめました。
商船三井フェリー
ここからは、帰りに利用した商船三井フェリー(苫小牧⇒大洗)について、割引や予約、キャンセル待ちについてご紹介します。
割引を使うには早めに予約を!
フェリーの予約はネットで取れば割引があります。(2019.9現在5%オフ)
車を積む場合は、乗せられる台数に制限があるため、日程が近くなると取りにくくなってきます。
人だけなら予約が取れるけど、車が載らなくて取れないという状況が発生します。
だから早めに、ネットで取るのがベストです。
キャンセル待ち
私たちは予定が決まっていなかったので、帰りのフェリーを取っていませんでした。
北海道を回りながら「この日に帰ろう」と決めて、ネットで10日後の便を予約しようとすると満席で取れません。
連休直前ということもあり予約がいっぱいでした。
第一希望も、第二希望の日もとれなくて、「エッ、帰れない?」と不安に。
車の設定を外すと取れるので、車が載らないんだなぁと思いました。
ネットでは「空席待ち」の設定を選択することで、キャンセル待ちをすることができます。
その場合、メールで連絡がくるので、確実に確認できるアドレスを設定しましょう。
今回は運よく第二希望の日程で空席待ちしていた予約を確保することができました。
ネットでダメなら電話で
ネットで取れなければ直接電話で予約する方法があります。
割引はききませんが、電話ならネットに反映されていない最新の空席状況が分かるので、ネットでは取れなくても電話なら取れる場合があります。
キャンセル待ちもできます。
また、すでに予約がとれていても、別の日の空席待ちをすることもできます。
私たちは、ネットで空席待ちをして第二希望の日程の予約がとれていました。
でも、できれば第一希望の日程で帰りたいと思い、電話で問い合わせたら空席がありました。(ネットは空席待ち状態)
割引はききませんでしたが、第一希望の日程で予約を取りました。
ネットでとった第二希望の予約は、期限日までに確定しないと自動的に無効になるのでそのままにしました。
電話でとった第一希望は、乗船前日までに支払いをしないと無効になります。
乗船数日前に、第一希望の支払いをして確定させました。
期限に注意
上記のように予約がとれていても、他の日の「空席待ち」をすることができますし、電話で問い合わせれば予約がとれる場合もあります。
ただし、以下のようになっていますので、期限を過ぎて無効にしないようにご注意ください。
・ネットで確保できた空席待ちは、4日前までに確定しないと無効になる
・電話で確保した予約も、ネットで確保した予約も、乗船前日までに支払いを完了しないと無効になる(電話でのクレジット決済も可能。他はコンビニ決済です)
私たちの時は上記のようになっていました。
変更があるかもしれませんので、利用する場合は確認してくださいね。
フェリー会社によって違う割引
割引や予約の方法は、フェリー会社によって違うので、利用したいフェリーで確認してください。
今回は行きに川崎近海汽船、帰りに商船三井フェリーを利用しましたが、同時期に他社の便でキャンペーンをやっていて、安くなっていました。
その便の利用も考えたのですが、上手くスケジュールが合わなくて断念。
早めに計画を立てていれば、そういった割引も利用できたかもしれません。
やっぱり、早めの計画は大事ですね(^^;
交通費の比較
ちなみに交通費ですが、いろいろ計算すると、どこからフェリーに乗っても大差がありませんでした。
フェリーに乗る時間を短くすれば、その分高速代やガソリン代がかかり、フェリーに乗る時間が長くなれば高速代やガソリン代が安くなっても、フェリーの代金が高くなるからです。
ただしフェリーの船室はコンフォート、車の燃費は8km/Lで計算した場合ですが。
フェリーターミナルまではほぼ高速を使ったので、実際には車の燃費はもう少し良かったです。
また、行きのフェリーは雑魚寝で安くなり、帰りのフェリーは割引がきかなかったので、予定通りには行きませんでした(^^;
私たちは、ハイシーズンではなかったので、帰りのフェリーも無事とれましたが、車で行く場合はある程度余裕を持って予約をするのがいいですね。
2019年9月時点の情報です。
(ココ)
 
 
最後までお読みいただきありがとうございました 😛
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