自分でできる!キャンピングカー取得の手続き ~陸運局編~
2020/06/17
納車が完了して、無事自宅に帰ってきました。
でもまだ大事な手続きが残っています。
正式なナンバープレートを陸運局にもらいに行く必要があります。
今回はその手続きについて書いていきます。
おさらい
まずは全体の大まかな流れのおさらいから。
①(ビルダーが行う)仮ナンバー発行申請 ↓ ②ビルダーから納車が近い旨の連絡 (仮登録検査証のコピーをもらっておくとよい) ↓ ③駐車場管理会社に連絡 (車種を聞かれる。書類をもらう場合は3、4日間必要) ↓ ④車庫証明取得 (陸運局に行く1週間前までに申請) ↓ ⑤保険会社に車入れ替えを連絡 (ビルダーで乗り換えるタイミングを連絡) ↓ ⑥納車/仮ナンバーで運転して帰宅 ↓ ⑦保険会社に車入れ替えを連絡 (陸運局で新ナンバーに代わるタイミングを連絡) ↓ ⑧陸運局に向かい、車検本申請 |
今回は、⑦と⑧になります。
よろしければ、①~⑥に関する記事も合わせてお読みください。
- ①~④については、キャンピングカー取得の手続き ~車庫証明申請編~
- ⑤と⑥については、キャンピングカー取得の手続き ~納車編~
陸運局に行く前に
陸運局に行ってナンバーが変わる場合は、事前に自動車保険の切替えが必要です。
私の入っている保険会社では、取得した車検証に変更がなければ、特に連絡する必要はないとのことでした。
陸運局で正式なナンバープレートを発行してもらうためには幾つか必要な手続きがあり、順番に申請して承認をもらっていく必要があります。スタンプラリーのようなものですね。
このような事務手続きは、一般の人が関わることはあまりないと思います。
私も何度か車を乗り換えていますが、今回はじめての経験でした。
車を購入したディーラーさんに依頼することもできましたが、事務手数料○○円という生々しい数字が見えてしまったので、頑張って自分で手続きをすることにしました。
前の記事でも書きましたが、ビルダーさんから一通りの手順は教えてもらっていましたし、そんなに難しくはないと言われていたこともあり、自分でやってみようという気持ちになりました。
現在の状態
車には、ビルダーさんから自宅まで乗って帰ってくるための仮ナンバーが取り付けてあります。
車検証は、「自動車予備検査証」という名称で、「予備」という文字が入ってます。
また、所有者は購入したディーラーの名義になったままです。
なお、仮ナンバーの有効期間は5日間と聞きました。
納車後すぐに陸運局で手続きをする必要がありますので注意が必要です。
陸運局での申請のために準備した書類リスト
陸運局で手続きをするために以下の書類等が必要になります。
- 手数料納付書
- 自動車重量税納付書(検査自動車)
- 希望番号予約センター:予約済証を受け取る際の二次元バーコード
- (新規登録)申請書
- 自動車損害賠償責任保険証明書(自賠責)
- 自動車保管場所証明申請書(自分で持参した書類)
- 印鑑登録証明書
- 自動車予備検査証
- 自動車取得税・自動車税申請書
- 車の価格表
- 現金(収入印紙や税金の支払い)
私たちの場合、書類はビルダーさんが用意してくれましたが、もちろん陸運局の窓口でも配布しています。
ただし、記入するスペースも狭いですし、騒々しい感じなので自宅で用意していくことをお勧めします。
手続きの主な流れ
私の行った陸運局では敷地内の幾つかの建物を移動しましたが、陸運局によっては同じ建物で完結するところもあるようです。
- 収入印紙を買って書類に張り付け[場所1a]
- 希望ナンバーの窓口に行って書類提出[場所1b]
- 車検証申請(少し待たされる)[場所2]
- 自動車税の確認と支払い[場所3]
- ナンバープレートの受領[場所1b]
- ナンバープレートの取り付けと枠印取付けで終了[自車にて]
申請手続き
収入印紙を買って書類に張り付け[場所1a]
我が家の場合の収入印紙は以下のとおりでした。
それぞれ別の書類に貼りますが、同じ窓口で買うことができます。
- 新規登録手数料印紙 700円
- 重量税印紙 49,200円
希望ナンバーの窓口に行って書類提出[場所1b]
ナンバープレートの4桁数字、特にこだわりという訳ではありませんでしたが、ビルダーさんに希望のナンバーを伝えてナンバーの予約を取ってもらっていました。希望ナンバーを申請した人には専用の窓口があります。
希望しない場合は一般の窓口で受付になります(私は最初に一般の窓口に行ってしまい、希望ナンバー専用の窓口に案内されました)。陸運局の窓口にあるPCを使って、その場で希望ナンバーを登録することもできるようです。
窓口には、希望ナンバーを取得した際の二次元バーコードが付いた書類を提出します。
上記のとおり、書類には代理で申請したビルダーさんの名前が記載されていたので、私との関係を問われましたが「私が車のオーナーで、車屋さんがナンバーを登録してくれました」と答えて了解されました。
他の書類も確認してもらい、交付の書類を受け取って次の窓口に移動します。
車検証申請(少し待たされる)[場所2]
ここは正式な車検証取得の申請です。
あえて「正式な」と言っているのは現状はまだ「予備検査証」だからです。
窓口には待ち行列ができていましたが、15分くらいで窓口に到達できました。
3月は車業界が最も混む時期で、かなり混雑すると言われていたので覚悟していましたが、それほどでもなかったです。
周りを見渡すと業者の人が多いですが、一般の人も2、3割くらいいるようでした。
申請用紙の記入を済ませていない人が何人かいて、スマホと用紙を見比べながら書類を書いていました。おそらく個人の方だと思いますが、教えてくれる係りの人はいないので、すべて自力で頑張るしかないようです。
窓口では、必要のない書類は返されるので、手持ちの書類をすべて提出すればOKです。
引換証を渡されて、近くで待つように言われました。
20分ほどして名前を呼ばれ、出来上がった書類を受け取ります。
受け取った書類には「自動車検査証」の文字が!
これで正式な車検証を手に入れることができました。
自動車税の確認と支払い[場所3]
場所を移動して、今度はナンバープレートを取得します。
そのためには自動車取得税などの税金を払う必要があります。
窓口で支払い金額を確認します。この金額もビルダーさんから教えてもらっていて、書類にもすでに記入しています。
間違いないことを確認してもらったら、すぐ横にある銀行窓口でその金額を支払います。
領収証を受け取って、先ほどの窓口に見せて支払いを確認してもらえば、支払い処理は完了です。
ナンバープレートの受領[場所1b]
最初に来た希望ナンバーの受付窓口で書類を提出します。
内容をチェックしてもらうと、すぐにナンバープレートと取り付け用のボルト4本を渡してくれます。
ボルトの取り付けには、+ドライバーが必要ですが、ここの窓口でも貸してくれます。
ボルトの封印作業のために職員さんが自分の車まで来るので、車を停めた場所を聞かれます。
ナンバープレートの取り付けと封印作業で終了[自車にて]
さぁ、ナンバープレートをリラックスワゴンに取り付けます。
まずは今ついている仮ナンバーをドライバーで外し、新しいナンバープレートを取り付けます。
前と後の両方を行います。
ほどなくして、担当の人が封印作業に来ます。
後のナンバープレートを留めているボルトの上に、金属の封印を被せて軽く叩けば完了です。
「はい、終了です」と言ってもらって、すべてが完了しました。
出発前にもう一度確認すること
これで手続きは全て完了です。
ハンドルを握る前に、自動車保険の車両番号など登録情報があっているか、もう一度確認します。
もし違っていたら、保険会社に連絡して変更してもらいます。
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以上は私が行った手続きです。
車種や状態、また陸運局によって違いがあると思いますので、あくまで参考情報としてご覧ください。
また、車庫証明申請や納車など、陸運局に行く前に必要な手順と注意点については以下をご覧ください。
(ペリ)
 
 
最後までお読みいただきありがとうございました 😛
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