寸又峡・夢の吊橋散策コース・混雑と駐車場情報(秋の紅葉)
2021/11/21
紅葉には少し遅かったのですが、寸又峡に行ってきました。
寸又峡には「夢の吊橋」という有名な橋があります。1度に10人までしか渡ってはいけない、足元がスケスケの橋です。
ハイキングコースの様子と注意点、寸又峡や夢の吊橋の紅葉具合、駐車場の混雑状況などをまとめました。
寸又峡
寸又峡は21世紀に残したい日本の自然百選、新日本観光地百選に選ばれています。
夢の吊橋を巡る「寸又峡プロムナードコース」というハイキングコースがありますが、今回はこのコースを散策しました。
このほか、「グリーンシャワーロード」や「外森山ハイキングコース」などがあり、初心者でも楽しめるハイキングコースです。
川根本町まちづくり環境協会HPより 奥大井紅葉なびより
奥大井の紅葉スポットと鑑賞に役立つ情報
寸又峡の駐車場(第5駐車場)
寸又峡のハイキングコースの出発点に一番近い駐車場は、第5駐車場になります。停められる台数は少ないです。(20台前後)
私たちが行ったのは、金曜日でした。
平日ということもありましたが、駐車場に7時頃に着いて、無事停められました。
その後、徐々に駐車場が埋まりましたが、8時20分ごろで4台の空きがありました。
10時半頃散策から戻ってきましたが、その時は駐車場の空きはなかったです。
ただ、出入りはありました。他の駐車場へ回ったのかもしれませんが、並んではいなかったので、タイミングがよければ、停められるかもしれません。
朝早くから歩いている人は、「寸又峡プロムナードコース」だけなら午前中に戻ってくると思います。実際私たちもそうでしたから。
ただ、他にもハイキングコースがあるので全部歩くとか、朝日岳の登山口にも近いので、登山をされる方は、戻ってくるのも遅いと思います。
ゴールデンウイークや紅葉の時期などは、もっと混雑すると思うので、よっぽど早く来なければ停められないのではないでしょうか。
最初から、台数の多い駐車場へ置いた方がよさそうです。
誘導してくれるおじさんがいるので、他の駐車場へ回る際も案内してくれると思います。
なお、駐車場は有料で500円です。係りの方がいない場合は、料金箱にお金を入れておきます。なんとも心がなごみます。
トイレ
駐車場の側にトイレがあります。
個室は洋式2、和式2、ベビーチェアはありませんでした。
施設に古さはありますが、普通に使えました。
「寸又峡プロムナードコース」について
「寸又峡プロムナードコース」は、一部かなり急な坂や長い階段があります。その坂と階段を覚悟できれば(^^;)、他は歩きやすいコースでした。
ただコースのなかには、足元の悪い場所もあります。坂や急な階段、吊橋を渡ることを考えても、歩きやすい靴を履いて行った方がいいと思います。
写真を撮りながらなので、ゆっくり歩いて約2時間ほどでした。
『夢の吊橋』を安全に楽しむための5か条には、片道30分~40分とあるので、私たちは相当ゆっくり歩いたのだと思います(^^;)
毎度のことですが、太ももが張って、膝の調子もよくなくて心配だったので、ストックを1本だけ持っていきました。
コースガイドに「急坂」「急階段」と書かれたところがあり「途中で膝が痛くならないかな・・・」という不安がありました。
でも、最後まで無事歩けました。きついのは、夢の吊橋の前後だけです。確かに急な階段はきついですが、ムリせず、ゆっくり歩けば大丈夫、という感じのコースです。
ストックを使うほどの山道ではありませんが、登りの階段にはあってよかったです。
奥大井の旅なびHPより
『夢の吊橋』安全に楽しむための5か条
「寸又峡プロムナードコース」を歩く(約2時間)
ここから出発です。
「寸又峡プロムナードコース」で寸又峡の吊り橋(夢の吊橋)を周ります。
身支度をして、8時過ぎに出発しました。
歩き始めると、お店があります。
足湯や日帰り温泉のあるおしゃれなカフェもありました。
環境美化募金
歩き始めて間もなく、寸又峡の環境美化の募金が置いてありました。私たちも、ほんの気持ちですが募金させていただきました。
この先にトイレが一カ所ありますが、それを過ぎると尾崎坂展望台までは、売店もトイレもありません。(尾崎展望台には自販機がありました。)
途中のトイレ
天子のトンネル
しばらく行くとトンネルがあり、ここをくぐります。「天子のトンネル」というトンネルです。この時は、足元に水たまりや、ぬかるんだところがありました。
「夢の吊橋」
夢の吊橋へ行く道は、途中で分かれます。
吊り橋を渡れる定員が10人のため、混雑する時期は一方通行になるからです。この日も一方通行でした。
ここまでの道は楽な道でした。
急な階段で夢の吊橋まで降りていきます。最初は滑りやすい階段なので注意が必要です。
途中から石の階段になりますが、まだまだ下ります。
夢の吊橋と、夢の吊橋の象徴、青い湖面が見えてきました。夢の吊橋に到着です。
思ったよりも長く、高く、細いので、高所恐怖症の私は「渡れるかな」と不安でした。
でもせっかく来たのだから、渡らないともったいない(?)と言うことで、頑張って渡ることに。
橋のたもとに5,6人、人はいましたが、渡ろうかどうしようか迷っている人や、見ているだけの人もいて、ほぼ待ち時間なしでした。
吊り橋を渡れる定員が10人と書かれた看板が目について、思わず橋の上にいる人数を数えましたよ(^^;)
さぁ、いよいよ夢の吊橋を渡ります。
怖くて、ロープを必死に握りながら渡りました。
そうそう、この日は結構な強風で、ホントに怖かったです。
それなのに・・・一方通行のはずなのに・・・なぜか反対から渡ってくる人もいました。
勘弁してください(/_;) 強風の中、細い橋の上ですれ違うのは、かなり怖かったです。
強風にあおられて、途中止まりながらも、この状況から早く脱出したくて、わき目もふらずに渡りました(*_*)
夢の吊橋は、一度に10人までしか渡れないので、GWや紅葉の時期は60分から120分も待つことがあるそうです。
また外灯がないので、暗くなると通行できません。時間は余裕をもって行かれた方がよいですね。
尾崎坂展望台へ
さて、この橋を渡ったあとが、また大変です(^^;)
渡り切ったところに階段があり、かなり急です。これを登ります。
304段を登らなければなりません ε=( ̄。 ̄;A フゥ…
途中、「くろう坂」や「やれやれどころ」なんていうのがありますので、楽しみながら登ってみてください(;´∀`)
階段を登りきると、展望台が近いです。
尾崎坂展望台に到着です。休憩できるようになっています。
「21世紀に残したい自然百選」に選ばれています。
飛龍橋付近
この辺りの紅葉には少し遅かったようです。
天気はよかったのですが、日の当たりが悪くて景色は余計イマイチになってしまいました。時間帯を選ぶと、もう少し綺麗に見えるのかもしれません。
帰り道、トンネルを出てからの方が、紅葉が綺麗でした。この辺りと、山の紅葉のタイミングは違うので、仕方ないですね。
草履石公園
「寸又峡プロムナードコース」の終わり付近に「草履石公園」という公園があります。それほど広くはないですが、ここの紅葉が綺麗でした。
この時期は、夢の吊橋付近よりも、駐車場付近の方が綺麗でした。
時期があえば、夢の吊橋や飛龍橋付近も、もっと綺麗な紅葉なのでしょうね。
紅葉は少し残念でしたが、新緑の頃もいいなぁと思いました。
2017年11月下旬時点の情報です。
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