蓄光テープと100均蓄光シールの発光時間(燐光)を比較してみた
2022/03/22
蛍光ペンや蛍光マーカーなどは使ったり聞いたりしたことはあると思います。
では、「蓄光」という言葉は聞いたことがあるでしょうか?
この記事では、キャンプや車中泊などの暗闇で大活躍する、光る素材テープについて実態計測した結果を交えてご紹介します。
蓄光と蛍光とは何か?
蓄光も蛍光も光を受けて発光する現象ですが、蓄光は字のごとく、受けた光を蓄積して、ある程度の時間、発光する現象です。
蓄光した光を暗闇で放つ光のことは「燐光(りんこう)」と言うそうです。
これに対して蛍光は、ほとんど光を蓄積することなく、外部からの光を受けているときだけ反射して光を放つ現象です。自転車の後ろに張るようなイメージですね。
キャンプや車中泊のために購入したけど...
私は蓄光という言葉を最近まで知りませんでした。
キャンプ場で夜歩く際にロープで足を引っ掛けないようにしたいとか、車中泊の夜の車内で、LED照明のスイッチや何かものを取る際に目印にしたいとか、そういったときに使えるものがないかと物色していました。
そんなとき、ホームセンターで蓄光テープというものを発見したので購入!
そしたら、その直後に、100均でも蓄光シールを発見したのでこちらも購入してしまいました。
ホントは100均でないかなぁ、と探してはいたのですが、見つからなくて諦めてホームセンターで買ったあとに見つけました^^;
100均もお店によって置いてあったり、なかったりしますね。
記事冒頭の写真が今回購入した商品で、右がホームセンターの蓄光テープ、左が100均の蓄光シールです。
値段が倍ぐらい違ったので(悔しくて)、蓄光した光の発光(燐光)時間を比較してみることにしました。
燐光時間を計測
写真のように、右側の蓄光テープ(ホームセンタで購入)と、左側の蓄光シール(100均で購入)をセットして、燐光時間を比較します。この状態で、半日程度、リビングの蛍光灯にあてて蓄光させました。
あとは、暗幕で覆って暗闇にして、その中で10分おきに撮影するようにデジカメをセットし、計測実施です。
燐光時間の計測結果
開始直後は以下の状態でした。
その後の燐光状態は以下のようになりました。
1時間後は蓄光テープの方が若干明るくみえますが、どちらも使えそうなレベルです。
3時間半も経つと、100均の蓄光シールはほとんど見えなくなりました。
そして、蓄光テープの方も8時間後にはとんど見えなくなりました。
今回のテープとシールという形状の差はないと仮定しますが、蓄光・燐光の差は値段と同じくらいの差があるようです。
まとめ
用途にもよりますが、数百円の違いしかないので、我が家ではできるだけ長い時間燐光してくれる蓄光テープを使うことにしました。
なお、今回の計測では、半日程度蛍光の光をあてて計測しましたが、太陽光などの光源や照射する時間によって結果が異なるかもしれません。
また、素人がデジカメで撮ったものなので、実際の色合いと異なってちょっと見えにくいと思います。特に7時間目のところは分かりにくいですが、テープの方が若干燐光していました。
また機会があったら計測してみます。(ご要望があればお知らせください)
(ペリ)
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最後までお読みいただきありがとうございました 😛
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