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いまさらですが、3ナンバーと8ナンバーの違い

   
  2018/02/19

 

 

キャンピングカーの購入を考えるようになって、よく分からなかったのが3ナンバーと8ナンバーの違いでした。そこで今回は、ナンバーの違いについてまとめてみました。



 

バンコンにおいての3ナンバーと8ナンバー

キャンピングカーは8ナンバーです。でもわが家の要望を全て満たそうとすると8ナンバーでは無理なのです。

勉強不足の私たちは、最初の頃それがなぜなのか分かりませんでした。
「ギャレーはもっと小さくていいから、その分ベッドを広くしたい」とか、「ギャレーはこの位置にできないか?」とか、勝手なことを言っていました (^^;)

駐車場の関係でベース車には、ナローボディ、標準ルーフしか選択肢がない私たちにとって、3ナンバーと8ナンバーの違いは大きかったのです。

 

私たちの要望

私たちとしては今までの車中泊がちょっと便利になればよいと思っていたので、次のように考えていました。

・ベース車のサイズはナローボディ、標準ルーフ ←これだけは譲れません(^^;)
・前にギャレー、後ろにベッドというレイアウトにしたい
・立派なギャレーでなくて良い
・給排水タンクは10Lも必要ない

でもこれらは、8ナンバーのキャンピングカーでは実現できません。

 

3ナンバーと8ナンバーの違い

ハイエースのようなワンボックスの車では、荷物を載せることを主としたバンと、人を乗せることを主としたワゴンがあります。

3ナンバーになるのは、人を乗せることを主としたワゴンです。
キャンピングカー(バンコン)にするためには、バンを改造して8ナンバーで登録をします。8ナンバーは特殊車両の区分で、救急車や消防車なども8ナンバーです。

3ナンバーにも8ナンバーにも様々な要件があり、その要件を満たさなければなりません。
それぞれの要件を簡単に見てみましょう。

なお、バンコンを選ぶ際に調べたもので、それ以上の大きなキャブコンやトレーラーについては視野に入っていませんのでご了承ください (^^;)

 

8ナンバーの要件

8ナンバーの要件=キャンピングカーの条件になります。代表的なものを上げてみました。

・乗車定員に対して、1/3以上の人数が就寝できる
・就寝スペースは大人1人に対して、50㎝×180㎝以上の広さが必要
・水道設備として、10L以上の給排水の貯水ができる。床面から160㎝以上の高さが必要
・炊事設備が必要。床面から160㎝以上の高さが必要

8ナンバーの要件を満たせば、乗車定員は自由に決められます。

炊事設備はカセットコンロでも電子レンジでもよいので、調理ができる設備と調理台が必要です。

水道設備と炊事設備は床面から160㎝以上という高さが必要なので、車高の低い車は床を掘り下げることでその高さを確保しています。掘り下げることが可能なのは車の後部になるので(全ての車ではありませんが)、必然的に水道設備や炊事設備は車の後部に作られることになります。
ですので、8ナンバーにすると、私たちの要望である「ギャレーを前に」というのは実現できないのです。

キャンピングカー

8ナンバーには、就寝設備、室内高の制限、炊事設備など様々な条件があるので、各ビルダーはそれらをクリアして、魅力的なキャンピングカーを提供してくださっていたのです。

フル装備になるので、ある程度高さや大きさのあるベース車を選べば、車内で料理をしたり、のんびりくつろいだり、車の中で過ごす時間が快適になると思います。

ビルダー各社が趣向をこらしたキャンピングカーを出しているので選択肢も多いです。その中から自分たちの使い方にあうレイアウトや好みの家具を選ぶのは楽しい作業でしょう。

※詳細な要件は、国土交通省HPに記載がありますのでご確認ください。キャンピング車の細部取扱い

 

3ナンバーの要件

ワゴン車の3ナンバーの要件で代表的なものは、10人以上の乗車定員を確保することです。

乗車定員が10人以上と9人以下ではブレーキの強度やシートベルトなどの基準が違うようで、ワゴン車として3ナンバーで登録をするためには、10人以上の乗車定員を確保しなければなりません。

普通免許で運転できるのは乗車定員10人までですし、ハイエースやキャラバンなどの乗車定員も10人となっています。10人の定員である車を8人や6人などに登録変更するのはとても大変なようです。そのため各社定員は10人のままで車中泊仕様に架装しているのです。

言い換えれば10人の乗車定員さえ守れば、「キャンピングカーほどの装備はなくてもいい、必要な装備だけつけたい」というユーザーの希望を可能にする自由度があります。

例えば
・料理はしないのでギャレーは要らない
・道の駅を利用するので、水道設備は要らない など

不要な設備を設置しないことで価格を抑えたり、居住スペースを広げることができます。
これらは3ナンバーなら可能ですが、8ナンバーでは必ずつけなければいけない装備です。

このように3ナンバーは、ユーザーの使い方に合わせて装備を選択できる、装備の規模を決められる、低い車高のベース車でもレイアウトに自由度が生まれる、というのが魅力ではないでしょうか。

例えば、ギャレーを付けたいと思った場合、室内高の制限がないのでギャレーの位置は限定されず、前でも後ろでも側面にでも付けることが可能なのです。(もちろんビルダーさんと相談の上、可能であればですが)

 

3ナンバー要件の法改正

3ナンバーは今年(2017年)の夏に法改正があるため、状況が少し変わりそうです。

乗車定員10人というのは変わりませんが、乗車の向きが変わります。
・今までは ⇒ 進行方向に対し、座席が横向きでもよい
・法改正後 ⇒ 進行方向に対し、座席は前向きでなければいけない

3ナンバーの多くは、横向きのベンチシートを採用することで、10人の乗車定員を確保していました。法改正後はそれができなくなります。

ベンチシートを使ってベッド展開させることで、居住性を保ち、使いやすいレイアウトを実現していましたが、前向きシートになると今までよりも座席にスペースがとられるため、レイアウトにも制限がでてくるのではないかと思います。3ナンバーを取り扱っているビルダーさんは、レイアウトの変更をお知らせしています。



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ちなみに4ナンバーになると

4ナンバーは貨物車です。そのため荷物を積むことを前提にしており、車内の半分以上は荷物を載せられる状態でなければいけません。

こちらはすでに、座席の横向きシートは廃止となっており、前向きシートでなければいけません。車内の半分は荷台、乗車は前向きという制限がかかることになります。また1年ごとに車検を受ける必要があります。

リラックスワゴンの購入を決めてから、ベース車を選ぶ段階で4ナンバーを考えたことがあります。でもわが家が選んだレイアウトで4ナンバーにすると、乗車定員が3人になってしまうため諦めました。ときどき人を乗せることもあるので、さすがにそこまで割り切ることはできませんでした。

乗車人数を増やそうとすると、4ナンバーはすでに前向きシートになっていたので、ベッド展開をするときに、シート回転が必要になります。

できるだけベッド展開を楽にしたかったので、4ナンバーは外しました。

 

参考

3ナンバーと8ナンバーの要件を知ったことで、キャンピングカーがなぜこのレイアウトになっているのかが分かるようになりました。

バンコンを選ぶにあたって調べた、あくまでも私の理解の範囲なので、ざっくりとしたものです。詳細で正確な情報は国土交通省、独立行政法人自動車技術総合機構、ビルダーなどに確認してくださいね。

 

※参考ですが・・・
3ナンバーの10人以上と9人以下の要件についての参考
国土交通省 乗用車の制御装置の技術基準
難しくて十分理解できていませんが、最初の「適用範囲等」で「乗車定員10人以上の自動車を除く」とありますので、10人以上と9人以下では要件が違うと思われます。

座席ベルト等

かーいんてりあ高橋 Q&A

その他の審査基準、保安基準について
独立行政法人自動車技術総合機構

国土交通省 道路運送車両の保安基準(H29.02.09. 現在)

(ココ)

 
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最後までお読みいただきありがとうございました 😛

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