車スライドドアのバグネット(網戸)自作!簡単作成&安い材料で防虫対策
2022/03/22
車中泊やキャンプの際の防虫対策に、網戸(バグネット)を作成しました。
以前、バックドアのバグネットは作成していましたが、今回はスライドドア部分を作りました。
保留になっていたスライドドアの網戸
以前バックドア部分の網戸(バグネット)は自作していたのですが、スライドドアの部分は取り付け方に悩んで、保留になっていました。
「北海道に行こうか」ということになり、以前北海道に行ったとき、大きな蜂が車内に入って困った事を思い出し、必要に迫られて慌てて作ることに(^^;
我が家の車はキャラバンなのですが、キャラバンって取り付けるところが本当にないんです。
ポールなどもつけられるところが限られていてちょっと使いにくいし、ハイエースと比べてアクセサリー類も少ない・・・。
それで、どうやって取り付けようかと悩んでいたのです。
■バックドアのバグネット自作はこちら↓
車種別スライドドアの防虫ネット
以前調べたときは、高くて手がでなかった網戸ですが、今回探してみたら次のような商品がありました。
お値段も1万円しないので、許容範囲です。
「おっ、これでいいんじゃない?」と思いました。(←作るのが面倒なだけ(^^;)
ただ、取り付けに自信がありませんでした。
ウェザーストリップゴムに差し込むとのこと。
おそらくゴムを外して、網戸を差し込んでゴムを戻す?
外したゴムをちゃんと戻せるのか?
上手くできなかったときには、ディーラーやビルダーさんに相談にのってもらおうと思いましたが、出発間近で失敗したときにフォローをしてもらう時間がない!
そもそも商品到着は間に合うのか?
そんなに間際になってやるなって話なのですが(^^;・・・。
材料はあることだしとりあえず作ってみようと、ペリが出張で留守の間に、夜なべして作りました。
格安防虫ネットの自作
材料
材料は、前回バックドアを作ったときに残った蚊帳です。
180㎝×200㎝×200㎝、価格は2,000円
バックドアには150㎝×150㎝しか使っていないので、大量に余っていました。
蚊帳で防虫カーテンを作成
どうやって取り付けるか悩んだ結果、とりあえずカーテンを作ることにしました。
完全な防虫にはなりませんが、ドアが全開よりはいいだろうということで。
カーテンの場合、レールの上やサイドに隙間ができるので、そこをなんとかしたいと思いつつ、大した考えもなく、とりあえず蚊帳でカーテンを作りました。
100均の商品が大活躍!
作成の際には、100均の商品が活躍してくれました。
磁石
カーテンの裾の重りには、100均の磁石を使いました。
好きな長さにハサミで切れるという代物です。
すそ上げテープ
蚊帳の端の処理はアイロンでできる裾上げテープを使いました。
こちらも100均の商品です。
ミシンでもよかったのですが縫いにくいのと、どうせアイロンで折り目をつけるので、裾上げテープなら作業が1度で済むと思ったからです。
キャッチフック
そして、このカーテンの最大の功労者?が、キッチンのスポンジなどをくっつけることができる「キャッチフック」という商品です。
隙間を閉じる
単なるカーテンでは隙間が多すぎるので、出来るだけ隙間をなくしたいと思いました。
まずはマジックテープで隙間を閉じることを考えました。
でも車内のカーテンレールの上から天井部分はフェルトのような生地になっていて、粘着テープではつきません。
手芸用のボンドで貼りつけることはできますが、そこまでしてしまうのには抵抗がありました。
マジックテープ自体も、フェルト部分にはつきませんでした。
そこで思いついたのが、100均の「キャッチフック」という商品を使うことです。
「キャッチフック」は、表はマジックテープのオス(硬い方)のように、スポンジや布が引っかかるようになっていて、裏は粘着になっています。
マジックテープよりも毛足(?)が短く凹凸が細かいため、引っ掛かりはマジックテープよりは弱いのですが、車のフェルト部分にくっつくのです。
そこで「キャッチフック」を2枚使うことを考えました。
裏の粘着部分を合わせて、表も裏も布が引っかかるようにしたのです。
これだと車のフェルト部分にもつけることができます。
車内のツルツルした部分には、そのまま1枚で貼ればOK。
カーテンの上部でも、サイドでも、ステップ台のところでも、隙間を閉じたい部分にキャッチフックを貼りつけて、蚊帳で作ったカーテンを押しあてます。
出入り部分は、蚊帳の出入り部分をそのまま利用して、合わせになっています。
車内での使い方
走行中
蚊帳のカーテンは、普段は端に寄せて車に取り付けたままです。
基本的に外すことはありません。
バグネットとして使用するとき
蚊帳として使いたいときは、蚊帳のカーテンを閉めて両端のフックを固定されたランナーに引っ掛けて、ピンと張るようにします。
上部やサイドをキャッチフックに押し付けて、すき間を閉じます。
裾に磁石を入れているので、こんな風に車体に貼りつけることもできます。
カーテンを閉めたいとき
夜など、カーテンを閉める際も蚊帳を外す必要はありません。
固定ランナーに引っ掛けていた蚊帳両端のフックを外します。
キャッチフックに張り付けていた部分も外し、蚊帳を中央に寄せます。
そのままカーテンを閉めます。
スライドドアが閉められる
左の床部分と、右のステップ部分で長さを変えましたが、最初は長さを揃えようと思っていました。
でもそれだと、スライドドアを閉めるときに左の蚊帳が巻き込まれてしまいます。
蚊帳を付けたままドアを閉められるようにしたくて段差をつけました。
簡単バグネットの問題点
キャッチフックと蚊帳の劣化
「キャッチフック」は使っているとやっぱり剥がれるようになってきます(^^;
ときどき、遮光カーテンにくっついたりもします。
貼り直しを繰り返していると引っかかりもだんだん弱くなるので予備を積んでおいて、必要なところは補正しています。
また、蚊帳をキャッチフックに直接押し付けているので、何度もつけたり剥がしたりしていれば、蚊帳部分も劣化していくでしょう。
マジックテープでは?
マジックテープで同じようなことができないか試してみましたが、通常のマジックテープでは車体のフェルト部分にはひっかかりません。
やっぱりキャッチフックがいろいろな面で、絶妙に丁度いいのです。
改善案
キャッチフックのような素材が他にないか、いろいろ探してみました。
結果、次のような商品を見つけました。
使ってみないと分かりませんが、毛足が短いのでこれなら車内のフェルト部分にもくっつくかもしれません。想像ですが・・・。
もし使えれば、キャッチフックと同じようにメカニカルファスナーのオス側(硬い方)を車内に取り付けることができます。
さらにメス側(柔らかい方)は蚊帳に付ければ、取り付け取り外しの際の蚊帳の負担を軽減できます。
また、テープ状になっているので、ポイントで閉じるキャッチフックよりも、効果的に隙間を閉じることができます。
これを使って、もう少しうまく隙間を閉じられるようバージョンアップを考えています。
ただ、そもそも専用品があるので、それを使った方が確実だしいいのかもしれないです(^^;
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バグネットと呼べるかどうかは分かりませんが、蚊帳で作った防虫ネット?防虫カーテン?のメリットは、「格安」「簡単」という点でしょうか(^^;
かなりいい加減な作りで、見てくれは悪いし、完璧な防虫でもありませんが、無いよりはマシという代物が出来上がりました(^^;
北海道に行った際に、実際にキャンプ場で使いましたが、それなりに効果はあったと思います。
(ココ)
 
 
最後までお読みいただきありがとうございました 😛
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